更新日:2018.12.04
顔のパーツの中でも意外と気にしている方の多い口周りのムダ毛。普段はそんなに気にならなくても、ふとしたときに、気になるという方も少なくありません。今回は気になる口周りの脱毛方法についてご紹介していきます。
カフェオレやホットミルクを飲んだときに口周りにくっきり…!なんてことにならないようにしたいよね。
美容目的で顔全体を脱毛している人は結構いるけど、口周りだけピンポイントで!って話はあまり聞かないのではないでしょうか?それもそのはず!大手脱毛サロンには「口周り」という脱毛範囲はほぼ存在しないんです!
【顔脱毛のパーツ分け】
●顔全体(まぶた・唇以外 眉間・鼻・もみあげ含む)
●鼻下
●あご
●頬
●額(眉間含む)
●Cライン(両目サイド)
●フェイスライン
大手サロンでは大体上記のような設定となっていますが、「鼻下」はあっても「口周り」はないため、やりたければ鼻下とあごを組み合わせるか、顔全体をおこなうことで口のサイドもあててもらえるようです。
機械の相性的な問題なのか、ミュゼのように大手サロンでも「顔脱毛」の設定自体がないところもあります。
顔の毛はほかの体毛に比べ色素の薄いうぶ毛状のものなので、うぶ毛に反応しづらい脱毛機があるということも考えた方がよさそうです。
せっかく脱毛に通うならうぶ毛に対応できる脱毛機を選びたいですよね?
人気脱毛サロンの中ではハイパースキンやSHRがうぶ毛に効果があるといわれています。
ハイパースキン | SHR | SSC | GTR | IPL | |
---|---|---|---|---|---|
機械のメリット |
うぶ毛にも効果的 美肌効果 |
金髪にも対応可 日焼け肌もOK |
ジェルとの相乗効果 |
日本製 照射が早い |
美肌効果 |
機械のデメリット | 効果実感までに時間がかかる | 効果実感までに時間がかかる | うぶ毛に反応しづらい | うぶ毛に反応しづらい | うぶ毛に反応しづらい |
うぶ毛に対する効果 | ○ | ○ | △ | △ | △ |
導入サロン | ディオーネ | ストラッシュ |
ミュゼ 脱毛ラボ |
シースリー ピカリ |
銀座カラー キレイモ 恋肌 |
効果を実感しやすい脱毛方法として人気の医療レーザー脱毛は、一般的には太く濃い毛に適しています。通常、レーザーの光は黒いものに反応する性質を持っているので、色素の薄いうぶ毛に対しては効果が出にくいと言われていました。
そんななか、ダイオードレーザーは太い毛やうぶ毛に関わらず処理ができるので、口周りの脱毛にも効果的。アレキサンドライトなどのレーザーに比べ、痛みが少ないという意味でも口周りの脱毛に向いていそうです。
医療系大手で「口周り」という範囲設定があり、ダイオードレーザーを採用しているのは「リゼクリニック」です。
【リゼクリニックの口周り脱毛】
●口周り脱毛(鼻下+あご)5回…59,800円(税込)
ここまでご紹介した、サロン系光脱毛や、医療脱毛のほかにもさまざまな脱毛方法があります。仕上がりや状況に応じて掛け持ちで通っている方も結構いるようです。
医療系レーザー脱毛 | サロン系光脱毛 | ワックス脱毛 | 糸脱毛 | |
---|---|---|---|---|
料金 | 50,000円台から(5回) | 20,000円台から(12回) | 数千円から10,000円台(1回) | 数千円 |
必要回数 | 平均5回 - 6回程度 | 平均10回以上 | ー | ー |
口周りのみ | 一部クリニックで実施 | 鼻下とあごが別 | 顔全体(部分もあり) | 基本的に顔全体 |
痛み | 痛い | 少し痛い | 痛い | 痛い |
うぶ毛への効果 | 脱毛機による | 脱毛機による | 一時的にある | 一時的にある |
持続性 | 永久 | 生えてくる可能性あり | 一時的 | 一時的 |
主に個人サロンでおこなえるワックスや糸での脱毛は、一時的に抜き取ってしまうことで大事なイベントの際につるつるでいられるというメリットがあります。急を要する際はとっても便利です。
しかし、「痛い」「またすぐに生えてくる」「光脱毛と料金に大差ない」といった理由から、口周りに関しても継続的にワックスや糸での脱毛のみをおこなっている方は少数派です。
口周りを継続的に自己処理している方は、しっかり減らしていける医療レーザーや光脱毛を選んだ方がよいでしょう。
ただし、レーザーや光脱毛へ通いはじめてからは基本的にムダ毛を抜くことを禁止されてしまうので、通っている合間にワックスや糸、毛抜きなどの使用はできません。
とはいえ、ユーザーの中には「濃く目立つ毛はサロンで」。うぶ毛状の「たまに気になる毛はワックスで」などと部位によって通い分けている方もいるのだとか!
サロンやクリニックに通うにしても、自己処理が必要な場合がほとんどです。また、スムースに通って効果を出すためにも自分でおこなうスキンケアは重要になってきます。
ここでは自己処理で使えるアイテムや、やるべきことなどをご紹介!
【剃る派の方には...】
脱毛サロンでは特に、自己処理の際は手動のカミソリでなく、顔剃り用の電動シェーバーをおすすめされます。
手動のカミソリは手ごろさがよい一方で、慎重におこなわないと傷つけやすいなどといったデメリットもあるので、使用する場合はシェービングジェルを塗るなどの一手間が必要。
長く使える、肌にやさしいといったことを考えても電動シェーバーをおすすめされるのは納得です。
●パナソニック フェイスシェーバー フェリエ
…電池交換式のコンパクトサイズなので、旅行などの持ち運びにも便利です。約0.12mmの丸い刃先はお肌を傷つけにくく、メイクの上からでも使用可能!
【肌ケアと同時に少なくしていきたい派には...】
脱毛に通う上で肌ケアは大切です。きちんと自己処理をして行っても、「乾燥がひどい」「肌あれしている」などの理由で施術を断られたり、出力を下げられてしまうことも...。
忙しくてあれこれ面倒!という方には保湿も除毛も同時にできる商品がおすすめです。
●パイナップル豆乳ローション
…自己処理しながら保湿とムダ毛のケアができる優れもの。毛穴の黒ずみケアまでできるので、ムダ毛が気になる箇所はもちろんのこと、毛が生えていない部分のお手入れにまで使えるアイテムです。
【根元から抜きたい派には...】
脱毛に通っている方は毛抜きの使用はもちろんですが、毛を取り除いてしまう自己処理が禁止となります。
しかし、脱毛に通ってない方の中には剃るより脱毛回数を減らせるといったことから、手軽に抜ける方法を選ぶ方も多いようです。
●フェイスエピローラー
…顔の上でローラーを転がすことで巻きついた毛をからめ取ります。しなやかなコイルがフェイスラインにフィットするので、扱いやすいのも魅力。
●ブラジリアンワックス
…こちらも抜き取るため、脱毛に通っている最中は使用できません。使い方は簡単で、塗った箇所をはがせば一瞬で処理が可能なので、海外でも人気です。
自己処理にとどめるにしても、サロンやクリニックに通うにしてもスキンケアは大切です。
特に夏は日焼け止めを塗って日焼け対策、冬など乾燥する季節は保湿が欠かせません。保湿は普段使用しているものでも充分なので、脱毛前後は念入りにおこないましょう!
本当です。硬毛化というものがあり、ごく少数の方がレーザーや光脱毛をおこなった後、毛が濃くなるというケースがあります。主にうぶ毛状の毛に対し、弱い光を当てることで、こういった現象が起こるようです。
ただ、中には光に反応して抜けていく毛に対し、「濃くなった」と勘違いされる方もいるようなので、心配な方は1回お試し体験が受けられる所で試してみるとよいでしょう。
自己処理の項目でもあったように、レーザーや光脱毛では黒いもの(毛)に反応させてを減らしていくという仕組みがあるので、根元から抜き取ってしまう処理の仕方は基本的にNGです。
通っている店舗に問い合わせるのがおすすめです。よほど状態がよくない場合を除き、ハイパースキン脱毛やSHR脱毛では施術が可能です。
しかし、レーザーをはじめ、そのほかの脱毛機では肌状態のよくない箇所の施術を避けられてしまうので、事前に相談の連絡を入れることで回数をムダにせずに済みます。
いかがでしたか?単体で見るとサロンやクリニックにメニューがほとんどない口周りの脱毛でしたが、顔脱毛という広い範囲で考えるとお手入れが楽になったり、美肌効果が望めたりと選び方次第でメリットはたくさんありました。
また、自己処理用の優秀なアイテムも増えてきているので、ぜひ活用してみてください!
自宅でできる脱毛アイテムも増えてきたから自分にあった方法を試してみてね!